こんばんは、ヘアスタイリストの熊井僚平です。
先にお伝えします。今回ちょっと長文です。
時間ができたので、最近僕が強く思っている自論です。
昨日ご来店くださったお客さま。
いらして頂くのは5回目です。
いつも本当にありがとうございます!
その方は以前、表参道で世間一般で言われる「カリスマ美容師」の方がヘアカットを担当していたみたいです。
キッカケはご紹介だったような…。
とっても有名な美容師の方です。
美容業界では熊井の大先輩。
そのお客様はいつもあまり要望が言えず、(言っても伝わらないみたいで…伸ばしたくても毎回切り込まれちゃうんですって。)
だから初めてお会いした時、割と「モードな印象」のヘアスタイルでした。
しばらくしてカット担当させて頂いて、気に入って頂いて…今回またいらして頂いた次第です。
僕が割とナチュラルで、前髪と襟足を少し長めに残したショートヘアを提供させて頂きました。
僕が思うのは…。
だからそれで、僕のヘアカットの方がいいとか、そうゆう事ではなくて。
(大先輩の美容師のヘアカットは、とてもエッジが効いていてカッコよかったんです!)
僕もその美容師の方の本だったり実は持っていて、よくそれを見て勉強練習しました。
それでいま僕もある程度、美容師としてコンテストやフォトコンペティションだったり結果を出せるようになってこれて、思う事。
コンテストだったり、そうゆうのってやっぱり勝ち負けがあります。
比べられます。
順位が付けられます。
それらが付けられる
「基準」があって「審査する人」がいます。
『その中でいかに共感される事ができたか。』
それで結果が出ます。
だから、審査する人もいなくて、テーマや基準もなくて…
広い視野で考えれば
極論。技術に正解なんてないのかなって思います。
(もちろん、理論的にロジカルに考えれば技術に正解がある事も知っています。尊敬する先輩方から学んできました。)
でももっと大事な事があるって、熊井は思います。
それはサロンワークにおいて
「基準」、「審査する人」は紛れもなく『目の前のお客様』であるという事。
僕はコンテストでまじで賞を狙いに行く時はまず、まじで「テーマ」にそった思考、そして徹底的に審査員の好みや傾向を分析しまくります!
それが定まってないと努力が勿体無いです。
努力の仕方にも色々あるけど、ゴールが見えていないと廻り道しちゃうじゃないですか。
まじで賞を取りに行くなら廻り道してる
場合じゃないから。
だから今回も「目の前のお客様」の好みをできる限り知りたくて、沢山お話してもらいたいなって。
色々お話聞かせて頂いて、ビジュアルでも共有して、そして短い部分を理想の長さにできるように3回のご来店計画で今回ベストな長さにさせて頂きました!
(僕の中ではベストなつもり。更にお客さまの中でのベストに近づけるように頑張ります。ゴールはないし、日々変わっていくものだから。)
言わば、毎日がコンテスト!
だってお客さまがそのヘアスタイルで過ごす日常は一生に1度きりなんです。
僕なんか、そのカリスマ美容師の方の足元になんか全然及ばないかもしれないけど……
及ばないかどうかを決めるのってお客様だと感じます。
どんなに誰に否定されても、僕は「今の目の前のお客様」の中でNo.1で在り続けられるような美容師を目指し続けます。もちろん技術に対しても本気で向き合ってきたので自信はあります!
なのでやっぱりこんなに情報が溢れて何が正解かもわからない時代だからこそ。
『お客様との関係性』
って大事だと思います。
最後に。
と言っても、時代に取り残されず、常に旬な技術者で居続けるためには、身を固めず、コンテストだったりにも沢山挑戦して技術をもっともっと磨いて(ゴールはない。)常に旬でいる事が大事だと思います。
技術を磨くのがゴールではなく、磨いた技術で誰を幸せにするか。というのがいま現在の僕の自論です。
今更そんな事に気付いたのかよー、青二才め。
とか言われちゃうかもしれませんが笑
口だけにならないように、日々精進します!
お客さまの毎日をより素敵な毎日にできるように。
✂︎ヘアスタイリスト熊井僚平✂︎
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